生え際が薄毛になる原因

生え際の育毛

何故生え際は薄毛になりやすいか

AGA(男性型脱毛症)には、
前頭部生え際部分が後退していくM型脱毛症
頭頂部分から脱毛が進むO型脱毛症
M型とO型二つが合わさった複合型脱毛症
などがあります。

薄毛のタイプ

そして、初期段階で発症しやすく最も改善が難しいとされるのが、おでこの左右の前頭部生え際部分の薄毛(脱毛症)と言われています。

その主な理由は以下の4つが考えられます。

血流の低下

頭皮には毛根(毛乳頭)に直結する毛細血管が多数存在しています。

毛細血管は、血液中に含まれる酸素や栄養素を毛乳頭細胞に供給する役割を果たしていますが、AGAを発症すると頭部の体温が低下し、血流が悪化する傾向があると言われています。

そして血流悪化の影響を最も受けるのが顔と繋がっているおでこの生え際部分です。

血流の低下で髪の毛の製造のための栄養補給が低下すると、薄毛へと進行していきます。

また、前頭部の生え際部分は、後頭部や側頭部と比べても頭皮の厚さが比較的薄く硬くなる特徴があり、もともと血行も悪くなりがちです。栄養を十分に行き届かせることが困難な箇所ですので育毛環境としては最も厳しい箇所と言えます。

尚、毛細血管は、加齢とともに減少していきますが、ウォーキングや軽いランニング、軽いスイミングなど適度な有酸素運動を継続することで毛細血管の数を増加させることができると考えられています。

健康のためにも身体に負担にかからない有酸素運動を1日30分でもいいので日常に取り込むようにしたいものです。

AGAの原因である5αリダクターゼが存在

AGA(男性型脱毛症)による抜け毛・薄毛の原因物質として5αリダクターゼという酵素の存在があります。

5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型が存在しますが、主にⅡ型の5αリダクターゼがAGA(男性型脱毛症)の進行に大きくかかわっていることがわかっています。

そして、前頭部生え際部分や頭頂部の毛乳頭には、このⅡ型5αリダクターゼが存在することがわかっています。

Ⅱ型5αリダクターゼが毛乳頭に存在すると血液中から運ばれてきたテストステロンと結合してAGA(男性型脱毛症)の原因となるDHTという強力な男性ホルモンに変化します。DHTは毛乳頭に作用して毛母細胞への脱毛指令を促進します。

尚、後頭部や側頭部が薄毛にならないのは、このⅡ型の5αリダクターゼが殆ど存在しないためです。

常に髪の毛に負担がかかる場所

生え際は文字通り髪の毛の生え際です。人によっては、常に手でかき分けたり、指で触ったり、また前や横からの風などでとても激しく動いており、髪の毛(毛根)に最も刺激や負担がかかってしまう場所です。

このような環境に常にさらされている生え際部分は、育毛には過酷な環境と言えます。

尚、生え際は、皮脂が分泌しやすい個所でもありますが、過剰な分泌でない限り特に問題ありません。むしろ適度な皮脂は育毛には重要だということがわかってきています。

皮脂を過剰に取り除くと体はそれを補おうと過剰に皮脂を分泌するように働き悪循環に陥ってしまいますのであまり過敏になる必要はありません。

眼精疲労による必要成分の欠如

健康で丈夫な髪の毛を構成する重要なタンパク質にシステイン(原料:メチオニン)というアミノ酸がありますが、システインは、眼精疲労時に傷ついた網膜の修復にも使用されます。

そのため、日頃、PCやスマートフォン、テレビゲーム、読書などで長時間目を酷使している人は、疲れた目の修復にシステインが消費され、毛髪の生成に十分な量を使えなくなり、髪の毛の生成に影響を与えてしまうと考えられています。

システインは、肉類や魚類、豆類に含まれていますが、十分量を取り入れたい場合はてっとり早く育毛サプリメントを活用する手もあります。ミレットには、システインとメチオニンの両方が含まれています。

そもそも、眼精疲労は頭痛や肩こりのもととなり、頭皮の血流にも悪い影響を与え育毛にも悪影響を与えてしまいます。

参考:目の酷使による薄毛

生え際を復活させる効果的な対応策

生え際はこのような性質を持つことから頭頂部などの他の箇所より育毛が難しいと考えられています。実際、色々な育毛剤を利用しても生え際だけはなかなか復活しません。

それは、男性ホルモンの影響によるAGAだけが原因ではなく、これらのような生え際特有の要素があるためです。

これらのことから効果的な生え際の育毛を考えた場合、普段の生活習慣や食習慣のみを改善しただけではなかなか厳しいものがあります。

積極的な育毛対策として、日頃から使用しているシャンプーの見直しや育毛剤、育毛サプリメントなどの力を借りることが有効となります。

生え際の育毛に効果が期待できる育毛剤や育毛サプリの選定にあたっては、以下の4つの要素をクリアしたものを選定するようにします。

1.5αリダクターゼやDHTを抑制する成分を配合したもの
2.栄養成分・発毛促進成分・血行促進成分が充実しているもの
3.浸透力のあるもの

生え際に効果のある育毛剤

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