育毛剤の副作用

現在、ネットや薬局・薬店などで販売されている国内製造の育毛剤は、一部の製品を除き、育毛成分として、できるだけ頭皮に刺激を与えないよう天然の成分を使用しているため重篤な副作用は殆どないと考えられています。

育毛サプリメントについても同じことが言えます。

但し、育毛剤においては、まれに頭皮のかぶれや湿疹、痒み、抜け毛や頭痛、めまい、倦怠感、むくみなどの症状が現れることがあります。

一方で医薬品であるミノキシジル(リアップなど)やフィナステリド(プロペシアなど)は、副作用のリスクが高いため、使用時は十分注意しなければなりません。

育毛剤使用時の主な副作用

頭皮のかぶれや湿疹、かゆみ

肌の弱い方や乾燥肌の方に発症しやすい副作用です。

頭皮への刺激が少なく炎症なども起こりにくいとされている天然由来成分を配合した育毛剤でも体に合わない人は存在します。

育毛剤を使用して湿疹やかゆみ、かぶれなどの症状が出た場合は、使用を中止してそれでも治まらない場合は、専門家などに相談してみることをお勧めします。

初期脱毛

育毛剤を使い始めたり変えたりすると、初期脱毛と言われる症状が出る場合があります。

初期脱毛は、一般的にヘアサイクルがリセットされ、正常なヘアサイクルに戻そうとする反動から起こるものと考えられており、発症した場合は、個人差がありますが1週間から1ヶ月ほど脱毛が続きます。

初期脱毛は、ヘアサイクルのうち、抜けるべき休止期にある髪の毛が抜けてしまうものだと考えられています。

育毛剤の使用で毛母細胞の働きが活発になり、新しい髪の毛が生えてきて、休止期段階にある古い髪の毛が頭皮から押し出されてしまう格好で短期間のうちに抜け落ちてしまうと考えられています。

個人差があり、脱毛しない人もいれば、短期間で数百本脱毛する人もいます。

国内の市販の育毛剤ではあまり発症しないようですが、ミノキシジルやフィナステリドなど医薬品育毛剤では多くの人が経験します。

初期脱毛が治まると通常はその後から髪の毛が生えてきます。

眠気、倦怠感、頭痛、体重増加、むくみ、めまいなど

国内の市販の育毛剤では殆ど確認されていませんが、ミノキシジルを用いた育毛剤で、頭痛やめまい・吐き気などの体調不良を起こす場合があります。

ミノキシジル(Minoxidil)はもともと高血圧の経口薬(血管拡張剤)として開発された成分ですが、後に副作用として発毛の効果が確認されたため、1980年代に認可された脱毛症の治療薬です。

血管拡張効果により、脱毛スイッチが入ってしまった毛根や収縮した血管の再生を促し頭皮の血行改善の役割を果たして発毛を促進します。

リキッドタイプ(外用薬)と経口タイプ(内服薬)のものがあり、リキッドタイプ(外用薬)としては、海外では、カークランド、ロゲインといった商品名で、日本では、リアップという商品名で販売されています。

経口タイプ(内服薬)は、海外から入手することはできますが、安全性が確認されていないため、日本はおろか米国でも育毛剤として認可されていません。

また、最近では、特に経口タイプ(内服薬)において肝機能障害や多臓器不全、意識障害といった重度の副作用(健康被害)も懸念されています。

参考:ミノキシジルの働きと副作用

男性機能の障害その他

国内の市販の育毛剤では殆ど確認されていませんが、フィナステリドを用いた育毛剤では、男性機能障害その他の重篤な副作用が報告されています。

フィナステリド(医薬品プロペシアなど)では、
・性欲減退
・精子減少
・精巣痛(睾丸痛)
・射精障害
・勃起不全
・発疹、蕁麻疹
・胃の不快感
・抑うつ
といった性機能の低下をはじめ様々な副作用が報告されています。勃起不全など、中には服用を中止しても治らない場合があるとされる症状もあるようです。

特にフィナステリドは、女性の場合は妊娠時のリスクを高めるとして、服用が禁止されているほか、触れるだけでも、有効成分が体内に吸収される場合があるので、妊産婦または妊娠の可能性のある女性は注意しなければなりません。

妊娠中の婦人がフィナステリドを服用したり触ったりすると、男子胎児の生殖器官等の発育に影響を及ぼすおそれがあると言われています。

自分だけでなく子孫にも影響してくるため重大です。

参考:フィナステリドの働きと副作用

フィナステリドやミノキシジルといった医薬品を使用する場合は、まだ明確になっていない副作用のリスクも含めて十分注意する必要があります。

副作用リスクの少ない国内の育毛剤

これらと比較して国内の育毛剤は、副作用のリスクを考慮して開発・製造されたものが殆どで重篤な副作用は現在のところ確認されていません。

育毛サプリメントについても同じです。

実際、興味本位でミノキシジルやフィナステリドを使用されていた方でもその副作用から使用を中止して国内の育毛剤や育毛サプリに切り替える方が増えてきています。

とは言え、国内の育毛剤でも人によっては、かぶれやかゆみ、湿疹といった副作用は起こる可能性がありますので、それらの症状が治まらない場合は使用を中止して下さい。

また、初期脱毛もマレに起こる場合が確認されています。しばらく改善されない場合は、メーカー(業者)へ相談し指示をあおって下さい。

副作用の少ない国内の育毛剤

副作用の少ない国内の育毛サプリメント

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