髪の内部構造

髪の3層構造

下の図は、髪の毛の断面図です。

1本の髪は、3つの層に分かれていて、それぞれが違った構造をしています。

髪の構造(断面図)

一番外側をキューティクル
中間部の面積が大きい部分をコルテックス
一番内側の中心部をメデュラ
といいます。

キューティクル(毛表皮)

キューティクルの主成分は硬いタンパク質です。無色透明の角質化したタンパク質が魚の鱗状のように5~6枚ほど重なっています。

髪の最表面にあり、外部から毛髪内部を守り、髪の水分を保持したり髪にツヤを与えますが、摩擦にさらされ、傷ついたり剥がれたりするのが特徴です。

キューティクルが剥がれると内部のタンパク質が流出し切れ毛や枝毛の発生しやすい状態になったり、水分を保持できず光沢や柔軟性を失ってしまいます。

一旦壊れたキューティクルは再生できません。

コルテックス(毛皮質)

コルテックスの主成分は繊維状のタンパク質です。髪の90%近くを占め、この部分のタンパク質、脂質、水分量が髪の毛の太さや硬さ、強さに大きく影響しています。およそ10%ほどの水分を含み柔軟性を保っています。

また、主にこのコルテックスに含まれているメラニン色素によって、髪の毛の色が決定されます。

メデュラ(毛髄質)

メデュラは、タンパク質と脂質が主成分です。毛髄質とも呼ばれ、髪の毛の芯のようなものです。健康な髪のメデュラは一直線に繋がっていますが、AGA(男性型脱毛症)による抜け毛では途切れ途切れになっていたり、幼児などの細い髪には含まれていない場合もあります。

メデュラは、産毛や軟毛には存在せず、太くて健康な髪の大部分に見られます。

髪の毛は一度製造されるとそのままで伸び続けます。傷ついた髪も自己修復機能がないため自力では元の状態には戻りません。

髪の内部構造

髪の毛は、
頭皮の外に出ている「毛幹」と、
頭皮の中に入っている「毛根」
とに大別されます。

さらに、毛根の下の部分を「毛球」といい、「毛球」には「毛乳頭」と「毛母細胞」があります。

尚、毛根を包む組織を毛包といい、毛根を保護しています。

髪と頭皮の毛の構造

毛乳頭(毛乳頭細胞)は発毛の司令塔と言われています。発毛の過程では、毛乳頭細胞の他、外毛根鞘細胞、内毛根鞘細胞、毛母細胞、毛包幹細胞、色素幹細胞など多くの細胞が働いています。

毛乳頭(毛乳頭細胞)は毛細血管から運ばれてきた酸素や栄養素などのエネルギーをもとに、発毛伝達物質であるBMPやエフリンといった発毛シグナルを出します。毛母細胞は、その発毛シグナルを受けて活性化し、細胞分裂を繰り返し増殖。角化して硬い毛となり髪の毛となります。

多くの育毛剤は、血行を良くし、毛細血管から運ばれる栄養素を増加させることで、毛髪の製造を促したり、毛母細胞の分裂を促したり、また、毛乳頭を刺激して発毛を促したりして育毛を促進します。

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